標高4000mにそびえ立つ樹高20mの巨木、雲南紅豆杉は、新生代第4紀氷河期から厳しい大自然の風雪に耐え今日まで生き抜き、現在残存している56種の植物の中でも、地球最古の最も貴重な仙樹です。
雲南紅豆杉は、世界で最も磁場の良い所として有名な秘境、中国南方の雲南省など限られた地域の、植物生息限界海抜をはるかに超えた、海抜3300m~4100mm付近に原生林のまま群生しています。
世界中の樹木の中で、最も海抜が高い所に生息しており高山植物としては異例の、平均樹高21m、平均幹周5.6m、平均樹齢は3000年(中国科学院調査)と、極めて生命力の強い樹木です。
最古の雲南紅豆杉は、樹齢1万年を超えるものもあろうと推測されます。
聖徳太子が笏(シャク)に使ったといわれる樹木も紅豆杉です。